こんにちは、高校生ブロガーのNaokiです。
こんな疑問に答えていきます。
こんな方におすすめ
- 「プログラミングいじれないけどSSL化したい」
- 「SSL化とか面倒そう」
- 「セキュリティ対策はしておきたい」
- 「SSL化の方法を一から教えてほしい」
この記事では、SSL化の方法をプラグインを使ってゼロから説明します。プログラミングの知識は不要なので安心して下さい。本記事の運営者もPHPやJavaは苦手です。専門知識がなくてもSSL化できたらなという人の要望に答えます。
今回使うプラグインは「Really Simple SSL」です。
SSLとは?
SSLはサイトの内容を暗号化して安全な通信をするための規格です。
ちなみにですが、SSLには脆弱性があるので、その後継であるTLSが現在の主流です。
今回紹介するプラグインはTLSに対応しているので安心してください。Webサイトに接続した時に、URLの横に鍵マークが付いていると思います。確認方法は、ブラウザの検索バー→左側の鍵アイコンをクリック。

ちなみにSSL設定ができてないと、「保護されてない通信です」と表示されたり、「この接続は安全ではありません」と表示されます。最悪の場合、ブラウザがhttpで接続したページとのアクセスを切断することもあります。
実際Googleの提供しているブラウザ、Chromeでも保護されてないサイトに対して、警告表示が2018年から開始しています。2021年現在では、Chromeで「HTTPSファーストモード」を導入することを発表しました。

【まとめ】SSL化するまでの手順3つ
ここではSSL化する方法を丁寧に解説していきます。設定することは以下のとおりです。
ポイント
- Xserverで独自SSLの設定
- WordPressでサイトのhttps化をする
- プラグイン「Really Simple SSL」を入れて常時httpsで接続

1つ目、Xserverでしておくべき設定
最初に、Xserverにアクセス→サーバーパネルにログインしてください。サーバー側の「サイト転送設定」に移動し、リダイレクトが設定されていないことを確認してください。「リダイレクト設定一覧」にリダイレクトリンクが追加されていると、プラグインと干渉しリダイレクトループが起きてしまいます。
この設定はいじらないようにしてください。最悪の場合、サイトにアクセスできなくなります。

Xserverで行う設定、独自SSL追加の方法
①サーバーパネル→ドメインからSSL設定をクリック
②example.comというドメインを選択
※exampleは、いま使っているドメインを選んで下さい。
③独自SSL設定追加から購入したSSLドメインのリンクを入力
独自SSLが設定されていると、以下の画像のように「すでに独自SSLが設定されています。」となります。
新規でSSLを設定した方は、SSL設定一覧に「反映待ち」の表記が出ます。SSLの反映まで一時間ほどかかります。反映されると、「反映待ち」の表記が消えます。
2つ目、Wordpressの管理画面からhttpsに変更する
WordPressのダッシュボードにアクセスします。設定→一般を選択して「Wordpressアドレス」と「サイトアドレス」をhttps://あなたのサイト名に変更してください。
ポイント
- WordPressアドレス「http://→https://」に変更
- サイトアドレス「http://→https://」に変更
WordPressダッシュボードの設定は以上で完了です。最後にプラグインを入れて常時https接続に設定します。
ReallySimpleSSLプラグインの追加
今回入れるプラグインは、「Really Simple SSL」です。
メモ
プラグインの導入方法
ダッシュボードのプラグイン→新規追加をクリック
Really Simple SSLと右上の検索バーに入力
今すぐインストールをクリック→インストールが完了したら有効化をクリック
プラグインを有効化をクリックしたあと、Really Simple SSLの設定画面に移ります。
「SSLを有効化」をクリックしてください。有効化し進行状態が表示されれば、設定完了です。
追加で設定しておきたい項目があります。
画面をスクロールしてプラグインの設定項目をいじります。画像のように「混合コンテンツ修正」「Wordpress 301転送の有効化」を有効にすれば、OKです。

プラグインの自動更新の方法
サイトの安全性も低下するので、絶対に自動更新は有効化しておきましょう。ダッシュボード→プラグイン→インストール済みプラグインから「Really Simple SSL」を探し、自動更新を有効化をクリックします。
反映されると「自動更新を無効化」の表記に切り替わります。自動更新の設定は以上で終わりです。サイトにアクセスして「この接続は保護されています」と表示されてることを確認しましょう。
最後に
今回は、SSL化する方法をプログラミング知識なしで解説しました。SSL化をしておくと、Webサイトを観覧するユーザーの安全を確保できます。

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