こんにちは、Naokiです(@naoki_blogger)。
この記事ではこんな疑問を解決します。

文章を小学校で習って以来、ほとんど意識せずに使っている方が多いかと思います。 文章の構成は難しそうなイメージがありますよね。
記事では文章構成の型を、実際の例を入れて説明していきますよ。
文章はただ書き始めればいい、と思っている方が多いです。しかしそれは間違い。文章は構成を決めてから、書きたいことを箇条書きにする必要があるんです。記事を読むことで文章構成の型、伝えたいことが伝わる文章の書き方が分かるようになります。
記事の内容
- PREP法だけじゃない文章の構成
- 万能の主張型
- スピード重視の結論型
- 情報をあげるのに便利な列挙型
- 商品のレビュー向き、比較型
- インタビュー記事向け、対話型
- 文章を書くときのコツ
記事を書いている僕は、230日以上毎日Noteとブログで文章を書いています。

PREP法だけじゃない!文章の構成
まず結論から言うと、文章の型はPREP法だけではありません。当サイトでは主張型というのを使っています。文章の型は場面によってうまく使い分けたほうがいいです。
というのも論理的な文章が、必ず正解というわけではないからです。たとえば、エッセイや日記では割と素直に感情を書き出しますよね。エッセイや日記で「です・ます調」を使っても感情表現は上手く出来ません。
実は僕自身も、Noteで自分の思ったことを書いているんです。
»『Noteと8ヶ月付き合って来て思ったNoteという場所』
「です・ます調」だと、感情表現に限界があるのと、どうしても堅苦しさから抜け出せません。なのでPREP法以外にも文章の型は必要なんですよ。
PREP法も含め、以下の5つを使用例と一緒に紹介しますね。
メモ
- 主張型
- PREP法
- 列挙型
- 比較型
- 対話型
何でも使える万能の主張型
主張型はブログ・商品紹介など、何でも使える型です。僕がいま書いている記事も、主張型で作られていますよ。主張型のテンプレは以下のとおり。
メモ
①主張する
②理由・根拠を述べる
③具体例を述べる←体験談を語る
④反論への理解を示す
⑤もう一度、主張する
この型は、プロブロガーのmanabuさんや、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の著者、古賀 史健さんも紹介していますよ。
さて使用例を説明します。
主張型の使用例
①主張する
文章を書くうえでは、こそあどを使わないことや、一文を短くすることが大切です。
②理由を述べる
こそあどでは主語がハッキリせず、読者が瞬時に何を話題にしているか分からないからです。
③具体例を述べる←体験や実例を入れる
また一文を短くすることが大切です。たとえば以下の文章を見てください。
私は、昨日スターバックスへ行った。そこではカプチーノとスコーンが売られていた。わたしはそれらを購入し、家に帰ってゆっくり食べた。そのスコーンとカプチーノは、スターバックスだけの味がする。
私は昨日、スターバックスへ向かった。スタバには、カプチーノとスコーンが売られている。私はスコーンとカプチーノを購入し、家に帰った。家に帰ってから、スコーンとカプチーノを食べるとスタバだけの味がした。
短文だと目立ちません。しかし、長文で主語がはっきりしないと読者が混乱します。
④反論への理解を示す
特に解説記事を想像してみてください。こそあどを使うと、文脈を追って理解する必要がありますよね?
ぶっちゃけ、丁寧に文章を読む読者は存在しません。こそあどを使わず、名詞を使用することで読者は流し読みでも、インプットができます。
⑤もう一度、主張する
長い文章だと、文章を読む際にストレスが掛かってしまいます。読点「、」は1文中に、3回以内を目指しましょう。

スピード重視の結論型(PREP法)
ブログの記事で、PREP法はよく使われています。スピーディーに情報を伝えられるのが、便利なんですよね。
メモ
①結論を述べる
②理由を述べる
③具体例を言う
④再度、結論を述べる
結論型(PREP法)の使用例
①結論を述べる
結論から言うと、PREP法はブログでよく使われる型です。
②理由を述べる
なぜなら、スピーディーに情報を伝えられるからです。Web上の文章では、いち早く情報を読者に伝える必要があります。
③具体例を言う
たとえば、長々と喋っている校長先生を想像してみてください。ぶっちゃけ何が言いたいの? と思ってしまいます。
④再度、結論を述べる
なので結論を先に述べることで、忙しい読者も記事を読んでくれるようになります。
情報を上げるのに便利な列挙型
列挙型は、たくさんの情報を上げる時に便利です。先に全体像を伝えて、各ポイント&テーマごとに解説を入れる→まとめを書くという感じです。
メモ
①テーマとポイント(主張)を述べる
②各ポイントの説明(具体例)を言う
③まとめ(結論)を書く

列挙型の使用例
①テーマとポイント(主張)を述べる
私がiPhone好きな理由は3つあります。
②各ポイントの説明(具体例)を言う
1つ目は、デザインがシンプルなことです。2つ目は、性能が高いこと。そして3つ目は、iOSが優れた安全性を持っているからです。
③まとめ(結論)を書く
ということで私がiPhone好きな理由は、以下の3つでした。
・デザインがシンプル
・性能が高いこと
・iOSが優れた安全性を持っていること
ポイント
各ポイントごとに具体例を入れると、より説得性の高い文章が生まれるかと。文章の型を使いこなすと、本当に選択肢が広がりますよ!
商品のレビュー向き、比較型
商品のレビューに使えるのが以下の型です。
メモ
①情報1を書く
②情報2を書く
③情報1と2の比較結果を書く
①や②のなかに、主張型を取り入れるとボリュームのある記事になりますよ!ただ長文になってしまうので、簡潔にしたい場合は結論型ですね。
比較型の使用例
メモ
①情報1を書く
iPhoneには、iOSが搭載されており、とても利便性が高い設計がされています。その他カメラの性能も圧倒的に高く、顔認証にも対応しているんです。
②情報2を書く
Androidには、Googleが開発したOSが搭載されています。自由度が高く、カスタマイズを簡単にできるのが特徴です。
③情報1と2の比較結果を書く
iPhoneとAndroidの違いは以下のとおりです。(表を使うとGood!)
iPhone
- 利便性が高い設計がされている
- カメラの性能が圧倒的に高い
- 顔認証に対応
Android
- OSの自由度が高い
- Googleが開発したOSが搭載
実はここまで書いた型は、以下の本に載っている内容です。87の文章の型が紹介されているので、すっごく参考になるかと。

インタビュー記事がある程度書ける、対話型
インタビュー記事は、いろんな手法がありますが、初心者でも使える型を紹介します。
メモ
- ーー質問者(記者)
- 回答(回答者)
結構シンプルで、対話型なら簡単にインタビュー記事が作れます。ブログの吹き出しにも応用できる型ですね。
文章を書く時のコツ【最初に伝えたいことを箇条書きしよう】

ニュースサイトのナタリー流
⓪キーワード決め・競合の調査をする
①伝えたいこと→書きたい話題を箇条書きにする
②要素のボリューム→要素・話す順番・どれくらい話すか?
③要素の順番→順番の並べ替え
引用元:『新しい文章力の教室』
イケハヤ流
(料理名を決める)文書で何を伝えたいのか?
(材料集め)書きたいことを箇条書き
(手順を考えながら調理)どういう流れがベストか?考える
(スパイス)伝わる文章に味付けしていく
引用元:『武器としての書く技術』
一度文章を書いたら、推敲作業も大切。推敲とは、文章を見直しておかしな所がないか、確認する作業のことです。音読すると読点の位置だったり、言い回しのおかしさに気づきやすいですよ!
最後に、文章を書こう
人間の記憶力は大したことありません。今回の記事をブックマークし、ぜひ日記なりブログなどを書いてみてください。
経験なのですが、やっぱり実践すると身につくんですよね。読んで分かったつもりになるより、実際に書いてみてください。必ず力はつくと思います。
記事のまとめ
さて今回は、文章の型と文章を書くときのコツを説明しました。記事を読んで実践することで、必ず力が身につくはずですよ!
文章の構成で、紹介した書籍
»『新しい文章力の教室』
»『武器としての書く技術』
文章の関連記事